16.9. 付加的な文書のインストール

普通のマニュアルや info ファイルの他にユーザにとって有用だと思えるような文書がある場合には、 PREFIX/share/doc の下にインストールしてください。 これは前記と同様 post-install ターゲットの中から行なうと良いでしょう。

まず、あなたの port のために新しいディレクトリを作ります。 どの port の文書か簡単にわかるような名前にする必要がありますので、 普通は PORTNAME を使うと良いでしょう。 もちろん、ユーザが異なるバージョンのものを同時に使うことが予想される port の場合には PKGNAME をそのまま使っても構いません。

ユーザが /etc/make.conf でこの部分を禁止するために NOPORTDOCS という変数をセットしている場合には、 これらの文書がインストールされないようにしてください。 こんな具合です。

post-install:
.if !defined(NOPORTDOCS)
        ${MKDIR} ${DOCSDIR}
        ${INSTALL_MAN} ${WRKSRC}/docs/xvdocs.ps ${DOCSDIR}
.endif

ここでは、変数をいくつかと、それを Makefile で利用した時にどう展開されるかを説明します。

文書ファイルおよびディレクトリはすべて pkg-plist の中に %%PORTDOCS%% を頭につけて書く必要があります。 たとえば、次のようにしてください。

%%PORTDOCS%%%%DOCSDIR%%/AUTHORS
%%PORTDOCS%%%%DOCSDIR%%/CONTACT
%%PORTDOCS%%@dirrm %%DOCSDIR%%

インストール時に pkg-message ファイルを利用してメッセージを表示することができます。詳細は pkg-message を使う のセクションを参照してください。

注意: pkg-message ファイルを pkg-plist に加える必要はありません。

FreeBSD ports システムに関する質問は、(英語で) <ports@FreeBSD.org> へ、
この文書の原文に関するお問い合わせは、(英語で) <doc@FreeBSD.org> までお願いします。