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FreeBSD 5.2-RELEASE Announcement

Date: Mon, 12 Jan 2004 13:25:30 -0700 (MST)
From: Scott Long <scottl@FreeBSD.org>
To: freebsd-announce@FreeBSD.org
Subject: [FreeBSD-Announce] FreeBSD 5.2 Released!

FreeBSD 5.2-RELEASE の公開をお知らせいたします。5.1-RELEASE に加え、 このリリースには次のような機能が追加されました。

  • AMD Athlon64 および Opteron システムの完全な Tier-1 サポート。 単一プロセッサおよびマルチプロセッサの両構成に対応しています。
  • インストール容量の削減と Name Service Switch サブシステムとの協調動作を実現するため、 ルートパーティションが動的リンクされたものに変更されました。
  • IDE, SATA, 802.11a/b/g デバイスのドライバ対応が追加・改善されました。 また、ACPI 電源管理サブシステムとの協調動作も大きく改善されています。
  • NFSv4 (Network File System version 4) プロトコルのクライアント機能に対応しました。
  • まだ初期段階で実験的なものですが、IP トラフィックのフィルタリング機能と転送機能のマルチスレッド化がおこなわれました。 これは、ネットワークスタックをマルチスレッドに完全対応させるという、 次回の FreeBSD リリースで予定されている新機能の基礎となるものです。
  • 最新の Gnome 2.4 および KDE 3.1 デスクトップ環境を同梱。

その他にも FreeBSD 5.1 以降、FreeBSD 5.2 には性能と安定性向上のための 修正が数多くおこなわれました。しかし、まだ FreeBSD 5.2 は 「テクノロジ」リリースという位置づけであり、すべてのユーザに おすすめできるものではありません。今までの環境をあまり 変えたくなくて、FreeBSD 4.X を使い続けることを望んでいるユーザも いらっしゃることでしょう。FreeBSD 5.X と FreeBSD 4.X, どちらを使うのが適切で、 そこにどういった利点と欠点があるのか、また、4.X と 5.X は今後どうなるのか といったことを含めて説明した文書「初期利用者のための手引き (Early Adopter's Guide)」が以下の場所で提供されています。

http://www.FreeBSD.org/releases/5.2R/early-adopter.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/ja/releases/5.2R/early-adopter.html(日本語)

今回の FreeBSD リリースにおける新機能や既知の問題点の一覧は、 次の場所にあるリリースノートと正誤表 (errata list) をご覧ください。

http://www.FreeBSD.org/releases/5.2R/relnotes.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/ja/releases/5.2R/relnotes.html (日本語)

http://www.FreeBSD.org/releases/5.2R/errata.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/ja/releases/5.2R/errata.html (日本語)

FreeBSD のリリースエンジニアリング活動の詳しい情報は、

http://www.FreeBSD.org/releng/

をご覧ください。

入手方法

FreeBSD 5.2-RELEASE は i386, pc98, alpha, sparc64, amd64, ia64 の各アーキテクチャに対応しており、 起動フロッピを使ってネットワークから直接インストールしたり、 ローカルの NFS/FTP サーバを使ってコピーしたりすることができます。 現在、すべてのアーキテクチャ用の配布物が入手可能です。

ぜひ、わたしたちを支援しているベンダからメディアを購入して、 FreeBSD プロジェクトへのサポートを続けてくださるようお願いします。 FreeBSD 5.2 ベースの製品を提供している企業は、以下のとおりです。

FreeBSD Mall, Inc. http://www.freebsdmall.com/
Daemonnews, Inc. http://www.bsdmall.com/freebsd1.html

もしあなたが FreeBSD のメディアを買う余裕がなかったり、我慢できなかったり、 布教活動に使いたいといった場合には、ぜひ ISO イメージをダウンロードしてください。 すべてのミラーサイトに巨大な ISO イメージが行き渡ることをお約束することは できませんが、少なくとも以下のところからは入手することが可能です。

さらに、FreeBSD は以下にあげる各国のミラーサイト: アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、ブルガリア、カナダ、 中国、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、 香港、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、日本、韓国、リトアニア、 Amylonia, オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、 ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、スロバキア共和国、スロベニア、スペイン、 スウェーデン、台湾、タイ、ウクライナ、イギリスから、 anonymous FTP で入手することもできます。

マスタ FTP サイトの利用を試みる前に、まず、あなたの住んでいる 最寄りの FTP サイトの利用を試みてください。

ftp://ftp.<あなたの住んでいる地域>.FreeBSD.org/pub/FreeBSD

同じ地域にある他のミラーサイトには ftp2, ftp3 … という順に 名前がつけられています。

FreeBSD ミラーサイトに関する情報は、以下をご覧ください。

http://www.FreeBSD.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/mirrors-ftp.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/mirrors-ftp.html (日本語)

FreeBSD のインストール手順は、ハンドブックの第 2 章をご覧ください。 そこには FreeBSD は初めて、というユーザ向けの完全なインストールガイドが 提供されています。オンライン版は以下の URL です。

http://www.FreeBSD.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/install.html (英語)
http://www.FreeBSD.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/install.html (日本語)

謝辞

FreeBSD 5.2 のリリースエンジニアリング活動は、 The FreeBSD Mall, Compaq, Yahoo!, Sentex Communications, NTT/Verio といった多くの企業に提供していただいた機材やネットワークアクセス、 人的資源の支援を受けました。

FreeBSD 5.2-RELEASE のリリースエンジニアリングチームのメンバは以下のとおりです 。

Scott Long <scottl@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング、IA32 および Alpha リリース構築担当
Bruce A. Mah <bmah@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング、文書担当
Robert Watson <rwatson@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング、セキュリティ担当
John Baldwin <jhb@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング担当
Murray Stokely <murray@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング担当
Ken Smith <kensmith@FreeBSD.org> Sparc64 リリース構築、ミラーサイト管理責任者
Marcel Moolenaar <marcel@FreeBSD.org> IA64 リリース構築担当
David O'Brien <obrien@FreeBSD.org> AMD64 リリース構築担当
高橋 佳大 <nyan@FreeBSD.org> PC98 リリース構築担当
Kris Kennaway <kris@FreeBSD.org> パッケージ構築担当
Joe Marcus Clarke <marcus@FreeBSD.org> パッケージ構築担当
Jacques A. Vidrine <nectar@FreeBSD.org> セキュリティオフィサ

CD イメージのチェックサム

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MD5 (5.2-RELEASE-pc98-disc2.iso) = b167880c4e644f16f7377b715ccbf7c6
MD5 (5.2-RELEASE-pc98-miniinst.iso) = 3b6ca2637d41e7052c028a41a1cefc6d