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FreeBSD 4.2 Release Notes

                                 リリースノート
                              FreeBSD 4.2-RELEASE

インストールがうまくいかなかったりクラッシュしてしまった場合は
send-pr コマンドを使って報告してください。
(WWW 経由で報告したい場合はこちらをご覧ください)。

FreeBSD と 4.2-RELEASE のディレクトリ構成に関する情報は ABOUT.TXT を
ご覧ください (フロッピーディスクからインストールしている場合は特に!)。
インストールに関する説明は INSTALL.TXT や HARDWARE.TXT ファイルを
ご覧ください。

最新の 4-STABLE snapshot は以下の場所にあります。

        ftp://releng4.FreeBSD.org/pub/FreeBSD

目次:
-----

1. 4.1-RELEASE からの変更点
   1.1 カーネルでの変更
   1.2 セキュリティ上の修正
   1.3 ユーザランドでの変更

2. サポートしている構成
   2.1 ディスクコントローラ
   2.2 イーサネットカード
   2.3 FDDI
   2.4 ATM
   2.5 その他のデバイス

3. FreeBSD の入手
   3.1 FTP/Mail
   3.2 CDROM

4. 以前の FreeBSD リリースからアップグレードするには

5. 障害報告、提案、コードの提供について

6. 謝辞

1. 4.1-RELEASE からの変更点
---------------------------
4.1.1 ポイントリリースにおける変更点には、[4.1.1] という印が
ついています。

1.1. カーネルでの変更
---------------------

tap ドライバが追加されました。 これはブリッジ構成を
実現するための仮想的なイーサネットデバイスドライバです。[4.1.1]

accept_filter が追加されました。 これは listen しているソケットで
新たな接続を accept し、読み込む時のオーバヘッドを軽減するための
カーネルの機能です。[4.1.1]

POSIX.1b 共有メモリオブジェクト (Shared Memory Objects) に対応しました。
実装は通常ファイルを用いていますが、mmap(2)されている場合には
MAP_NOSYNC フラグを自動的に有効化するようになっています。[4.1.1]

ata(4) ドライバが ATA100 コントローラに対応しました。[4.1.1]

ata(4) ドライバがタグキューイング (tagged queueing) に対応しました。
これは ATA_ENABLE_TAGS オプションにより有効化されます。 また、
ServerWorks ROSB4 ATA33 チップセット、CMD 648 ATA66、
CMD 649 ATA100 チップセット、および Cyrix 5530 をサポートしました。
ATA 仮想("pseudo") RAID コントローラにも対応しました。 これには
Promise Fasttrak および HighPoint HPT370 コントローラが含まれます。

ti(4) ドライバが Alteon AceNIC 1000baseT ギガビットイーサネットカードと
Netgear GA620T 1000baseT ギガビットイーサネットカードに対応しました。[4.1.1]

netgraph サブシステムに ng_bridge(4) ノードタイプが追加されました。
また、数多くのバグ修正と改良もなされています。[4.1.1]

富士通 MB86960A/MB86965A ベースのイーサネット PC カードに
再び対応しました。[4.1.1]

asr(4) ドライバが追加されました。このドライバは Adaptec SCSI RAID
コントローラシリーズ、DPT SmartRAID V 及び VI シリーズなどに
対応しています。[4.1.1]

i386 ブートローダが新たに "nullconsole" コンソールタイプをサポート
しました。これはビデオコンソールもシリアルポートも持たない
システムで使用します。[4.1.1]

pcn(4) ドライバが追加されました。 これは AMD PCnet/FAST、PCnet/FAST+、
PCnet/FAST III、PCnet/PRO、PCnet/Home および HomePNA アダプタに
対応しています。 これらのカードは、すでに lnc(4) ドライバが対応して
いましたが、pcn ドライバはこれらのチップを 32-bit モードで動作させる
ことができ、zero-copy 受信を実現する RX alignment 機能を利用します。
このドライバはマシンに依存していないため、i386 および alpha プラット
フォームのどちらでも動作します。 lnc ドライバは PCI 以外のカードに
対応するために必要となります。

pcm(4) ドライバが ESS Solo 1、Maestro-1、Maestro-2 および Maestro-2e に
対応しました。 これには Forte Media fm801、ESS Maestro-2e、
VIA Technologies VT82C686A サウンドカード/チップセットが含まれます。
また、それ以外にもいくつかの変更が行われています。

PQ_*CACHE オプションは一つの PQ_CACHESIZE オプションに統合され、
キロバイト単位でキャッシュサイズを指定します。
後方互換性のために古いオプションも残されています。

SMP カーネルを設定するための NCPU、NAPIC、NBUS および NINTR の
カーネルコンフィグレーションオプションは削除されました。NCPU は
最大の 16 に設定され、前出のそれ以外のオプションは動的に
設定されるようになっています。

ahc(4) ドライバが更新されました。

amr(4) ドライバが更新され、 AMI MegaRAID の新モデルに対応しました。

snc(4) ドライバが追加され National Semiconductor DP8393X (SONIC)
イーサネットコントローラに対応しました。 今のところ、このドライバが
使われているのは PC-98 アーキテクチャのみです。

ich(4) ドライバが追加されました。 このドライバは Intel 82801AA (ICH)
SMBus コントローラとその互換チップに対応しています。

bktr(4) ドライバがバージョン 2.15 に更新されました。 新しい
チューナタイプが追加され、KLD モジュールとメモリ管理について改良が
加えられています。[4.1.1]
このドライバはその後、バージョン 2.17 に更新されました。今回の変更は、
モジュールのアンロードおよび再ロード時における devfs のバグ修正と、
いくつか NetBSD で行われた変更の反映です。

PC カードインタフェースコントローラ (pcic) が標準で
ポーリングモード (irq 0) で動作するように変更されました。

ncv(4)、nsp(4)、stg(4) ドライバが NetBSD/pc98 から移植されました。
それぞれ、NCR 53C50 / Workbit Ninja SCSI-3 / TMC 18C30、18C50 チップセット
ベースの PC-Card/ISA SCSI コントローラに対応しています。

mly(4) ドライバが追加されました。 このドライバはファームウェアの
バージョンが 6.x 以降の Mylex PCI to SCSI AccelRAID および
eXtremeRAID コントローラに対応しています。

3ware コントローラに対応した twe(4) ドライバが更新されました。
キューの処理とエラー処理、エラー表示の改良および、3ware が
提供している '3dm' という監視ツール用のユーザインターフェイスに
改良が加えられています。

いくつかの USB スキャナに対応する uscanner(4) ドライバが
追加されました (対応しているスキャナについては SANE
ホームページをご覧ください)。動作が確認されているのは、
HP ScanJet 4100C、5200C および 6300C です。

USB モデムに対応する umodem(4) ドライバが追加されました。
今のところ 3Com 5605 USB モデムのみに対応しています。

1.2. セキュリティ上の修正
-------------------------

 [訳注]
   発行済みのセキュリティ勧告は以下にまとめられています。

   http://www.freebsd.org/security/ (英文)
   http://www.freebsd.org/ja/security/ (日本語訳)

sysinstall(8) でインストール時に、三種類の "security profiles" から
一つをユーザが選択できるようになりました。これらの profiles は
rc.conf(5) にあるさまざまな個々のシステムサービスを有効、あるいは
無効にすることで、新規にインストールされるシステムに、異なった
レベルのシステムセキュリティ機能を提供します。[4.1.1]

バッファオーバフローの悪用による危険性を軽減するため、多数の
文字列操作に関するライブラリ関数の呼び出しが修正されました。

Linux エミュレーションに関するセキュリティホールが修正されました
(セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:42 を参照)。[4.1.1]

TCP の初期シーケンス番号が、より予測の難しい強力なランダム性を持ったもの
になりました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:52 を参照)。

リモートユーザが、全ユーザ読み込み可 (world-readable) に
設定されたファイルを見ることができる finger(1) のバグが修正されました
(セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:54 を参照)。

rlogind(8)、rshd(8)、および fingerd(8) が、標準の /etc/inetd.conf で
無効化されました。 この変更は新規インストール時のみ影響するものです。

tcpdump(1) のいくつかのバッファオーバフローが修正されました
(セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:61 を参照)。

top(1) のセキュリティホールが修正されました
(セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:62 を参照)。

セキュリティホールとなる可能性のある、gethostbyname(3) に
存在する「一つ違い」エラー (off-by-one-error) が修正されました
(セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:63 を参照)。

悪用することで systat(1) から任意のコードが実行できてしまうような
バッファオーバフローの危険性を持つ ncurses(3X) ライブラリが修正されました
(セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:68 を参照)。

telnetd(8) のセキュリティ上の弱点が修正されました。これは、telnetd が
サーバマシン上の資源を大量に消費する原因となります
(セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:69 を参照)。

ppp(8) の "nat deny_incoming" コマンドが正しく動作するよう
修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:70 を参照)。

1.3. ユーザランドでの変更
-------------------------

RSA Security 社は (特許の期限切れ 2 週間前に) RSA アルゴリズムに関する
すべての特許権を放棄しました。 それを受け、OpenSSL が元々実装していた
RSA アルゴリズムが標準で有効化され、rsaref port と合衆国在住のユーザ向
けに用意されていた librsaUSA は必要なくなりました。[4.1.1]

新規インストール時に sshd が標準で有効化されるようになりました。[4.1.1]

インストール済パッケージのバージョン番号に新たな形式 (ただし
後方互換性あり) が採用されました。 これは Ports Collection の
makefile で "PORTREVISION" と "PORTEPOCH" という変数に対応します。
これらはセキュリティ上の修正や FreeBSD に固有の更新といった
変更に追随しやすくするためのものであり、オリジナルの、
サードパーティ配布のソフトウェアの変更を反映するものではありません。
また、pkg_version(1) も新しいスタイルのバージョン番号を
正しく認識できるようになりました。[4.1.1]

sendmail がバージョン 8.9.3 から 8.11.1 にアップグレードされました。
これには、標準のファイル配置 (/usr/src/contrib/sendmail/cf/README 参照)、
newalias の実行が root と信頼されたユーザ (trusted user) に制限された
こと、STARTTLS encryption、MSA ポート (587) の標準設定における無効化と
いった重要な変更が含まれています。詳細については
/usr/src/contrib/sendmail/RELEASE_NOTES をご覧ください。

今回から、mail.local(8) は set-user-id バイナリとして
インストールされなくなりました。 もし、使っている
/etc/mail/sendmail.cf が FreeBSD 3.1.0 以降に付属している
sendmail.cf 以降のものであるなら問題はありません。
しかし、もし手作業などの他の方法で sendmail.cf を作成し、
かつ mail.local をメール配送に使用している場合には、
Mlocal 行の F=S フラグが設定されているかどうか確認してください。
.mc ファイルを使用して sendmail.cf を生成している場合は、
以下の行を .mc ファイルに追加して sendmail.cf ファイルを
再生成することで、フラグを追加することができます。
    MODIFY_MAILER_FLAGS(`LOCAL'、`+S')dnl
なお FEATURE(`local_lmtp') にはすでにこのフラグが含まれています。

標準の /etc/mail/sendmail.cf で SMTP EXPN および VRFY コマンドが
無効化されました。

vacation(1) が sendmail に含まれるバージョンを使うように更新されました。

sendmail(8) の設定ファイル作成ツールが /usr/share/sendmail/cf/ に
インストールされるようになりました。

OpenSSH がバージョン 2.2.0 に更新されました。 ssh-add(1) および
ssh-agent(1) が DSA 暗号鍵に対応しました。 ssh.com クライアントと
相互に動作可能な sftp サーバなどが追加されました。 scp(1) が 2GB 以上の
大きなファイルを扱えるようになりました。 ほかの ssh2 クライアント/サーバとの
相互動作の互換性が改善されました。未認証状態の ssh 接続数を制限するための
新しい機能が sshd へ追加されました。

コンパイラが FSF の提供する C/C++ ランタイム初期化コードを使うようになりま
した。 この変更により、各種の egcs、gcc の ports により生成されるコードや
既存の FSF 公開ソースとの互換性が向上しています。

cvs(1) がバージョン 1.11 に更新されました。

スレッドライブラリのシグナルハンドラについて、バグ修正、
性能の改善 (システムコールを使わないスレッド切り換え機能を含む) などが
行なわれました。 また、これらの修正に対応するように gdb(1) の
スレッドサポートが更新されました。

GDB がハードウェアウォッチポイントをサポートしました。[4.1.1]

routed(8) がバージョン 2.22 にアップデートされました。[4.1.1]

truncate(1) ユーティリティが追加されました。これはファイルを指定された
長さに切り詰めたり伸ばしたりするユーティリティです。[4.1.1]

syslogd(8) が -n オプションをサポートしました。 このオプションは
DNS への問い合わせを全く行なわないようにするためのものです。[4.1.1]

kenv(1) コマンドが追加されました。 これはカーネル環境変数を
出力するためのコマンドです。[4.1.1]

periodic(8) の動作が /etc/defaults/periodic.conf と
/etc/periodic.conf によって設定できるようになりました。[4.1.1]

logger(1) は、リモートの syslog に直接メッセージを
送ることができるようになりました。[4.1.1]

OpenSSL が 0.9.5a にアップグレードされました。 これには
たくさんのバグ修正と改良が含まれています。[4.1.1]

finger(1) が finger 先の別名 (alias) 定義機能をサポートしました。
別名は finger.conf(5) ファイルに定義することができます。[4.1.1]

xl(4) ドライバが 3Com 3C556 及び 3C556B MiniPCI アダプタに対応しました。
これらはいくつかのラップトップで使われているものです。[4.1.1]

killall(1) が Perl スクリプトではなく C プログラムになりました。
そのため、killall の -m オプションは perl(1) の正規表現ではなく、
regex(3) の正規表現記法を使うようになっています。[4.1.1]

boot98cfg(8) が追加されました。 これは PC-98 ブートマネージャの
インストールと設定を行なうユーティリティです。[4.1.1]

ifconfig(8) コマンドが、インターフェイスのリンク層アドレスを
設定できるようになりました。[4.1.1]

setproctitle(3) が libutil から libc に移されました。[4.1.1]

sed(1) に拡張正規表現に対応する -E オプションが追加されました。[4.1.1]

ln(1) に -i オプションが追加されました。 このオプションは、既存の
ファイルへ上書きする前にユーザへの問い合わせを行います。[4.1.1]

tcpdump(1) のいくつかのバグが修正されました。

ユーザランド ppp(8) の数多くのバグが修正されました。

perl をコンパイルするときの中間処理が変更されたため、miniperl を必要
としなくなりました。 また、インストールもされません。 ソースツリーを
用いてアップグレードを行う場合、/usr/bin/miniperl は削除すべきです。

FreeBSD Ports Collection の "ports スケルトン" の構成 (ディレクトリ
およびファイル構成) が見直され、ディスクの利用効率とパフォーマンスが
改善されました。なお、インストール済の ports や packages には
影響ありません。

ncurses が ncurses-5.1-20001009 に更新されました。

make(1) での変数修飾子に :C/// (正規表現で置換)、:L (小文字に置換)、
および :U (大文字に置換) が追加されました。 これは、FreeBSD と
OpenBSD/NetBSD 間での make プログラムの仕様の相違を少なくするための変更です。

netstat(1) が表示する "in use" (使用中) が、ネットワークの利用する
メモリバッファ (mbuf) の割合を正確に反映するようになりました。

chio(1) において、物理的な位置の代わりにボリュームタグで element を指定
する機能が追加されました。 また、 element を以前の位置に戻すことも
できるようになっています。

BIND の配布ファイルの ISC ライブラリが libisc として
構築されるようになりました。

IP Filter が、rc.conf(5) による起動時の設定と初期化に対応しました。

2. サポートしている構成
-----------------------
FreeBSD は現在、ISA、VLB、EISA、MCA、PCI バスの 386SX から Pentium クラス
までのさまざまな種類の PC で動作します (ただし 386SX はお勧めできません)。
IDE ドライブやさまざまな SCSI コントローラ、ネットワークカード、
シリアルカードに対応しています。

以下に記載されているのは、現在 FreeBSD で動作することが確認されている
すべての周辺機器のリストです。その他の構成でも動作する可能性がありますが、
それは単に、まだ私たちが動作確認の報告を受けとっていないというだけです。

2.1. ディスクコントローラ
-------------------------
IDE
ATA

Adaptec 1535 ISA SCSI コントローラ
Adaptec 154x シリーズ ISA SCSI コントローラ
Adaptec 164x シリーズ MCA SCSI コントローラ
Adaptec 174x シリーズ EISA SCSI コントローラ
        (スタンダード、エンハンスドモード)
Adaptec 274X/284X/2920C/294x/2950/3940/3950
        (Narrow/Wide/Twin) シリーズ
        EISA/VLB/PCI SCSI コントローラ
Adaptec AIC7850、AIC7860、AIC7880、AIC789x オンボード SCSI コントローラ
Adaptec 1510 シリーズ ISA SCSI コントローラ (起動はできません)
Adaptec 152x シリーズ ISA SCSI コントローラ
Adaptec AIC-6260 および AIC-6360 ベースのボード。これには
AHA-152x と SoundBlaster SCSI カードが含まれます。

Adaptec 1400、2100S、3200S、および 3400S SCSI RAID コントローラ

AdvanSys SCSI コントローラ (全モデル)。

BusLogic MultiMaster コントローラ:

[ BusLogic/Mylex "Flashpoint" アダプタはまだサポートされて *いません*]

BusLogic MultiMaster "W" シリーズホストアダプタ:
    BT-948、BT-958、BT-958D
BusLogic MultiMaster "C" シリーズホストアダプタ:
    BT-946C、BT-956C、BT-956CD、BT-445C、BT-747C、BT-757C、BT-757CD、
    BT-545C、BT-540CF
BusLogic MultiMaster "S" シリーズホストアダプタ:
    BT-445S、BT-747S、BT-747D、BT-757S、BT-757D、BT-545S、BT-542D、
    BT-742A、BT-542B
BusLogic MultiMaster "A" シリーズホストアダプタ:
    BT-742A、BT-542B

完全に BusLogic MultiMaster と互換性のある AMI FastDisk コントローラも
サポートされています。

Buslogic/Bustek BT-640 と Storage Dimensions SDC3211B および SDC3211F
マルチチャンネル (MCA) バスアダプタもサポートされています。

DPT SmartCACHE Plus、SmartCACHE III、SmartRAID III、SmartCACHE IV、
SmartRAID IV SCSI/RAID コントローラはサポートされています。

DPT SmartRAID/CACHE V および VI SCSI RAID コントローラ:
    PM1554、PM2554、PM2654、PM2865、PM2754、PM3755、PM3757

AMI MegaRAID Express と Enterprise ファミリ RAID コントローラ:
    MegaRAID 418
    MegaRAID Enterprise 1200 (428)
    MegaRAID Enterprise 1300
    MegaRAID Enterprise 1400
    MegaRAID Enterprise 1500
    MegaRAID Enterprise 1600
    MegaRAID Elite 1500
    MegaRAID Elite 1600
    MegaRAID Express 200
    MegaRAID Express 300
    MegaRAID Express 400
    Dell PERC
    Dell PERC 2/SC
    Dell PERC 2/DC

HP NetRAID コントローラには AMI が設計した OEM 版のものが
含まれていますが、それもサポート対象となっています。
上記コントローラは起動もサポートしています。

Mylex DAC960 および DAC1100 RAID コントローラ、
2.x、3.x、4.x および 5.x のファームウェア:
    DAC960P
    DAC960PD
    DAC960PDU
    DAC960PL
    DAC960PJ
    DAC960PG
    AcceleRAID 150
    AcceleRAID 250
    eXtremeRAID 1100

上記コントローラは起動もサポートしています。
EISA アダプタはサポートされていません。

バージョン 6.x のファームウェアを搭載した
Mylex PCI to SCSI RAID コントローラ:
    AcceleRAID 160
    AcceleRAID 170
    AcceleRAID 352
    eXtremeRAID 2000
    eXtremeRAID 3000

ここに示されていない Mylex 互換のコントローラも
動作すると思われますが、確認は行なわれていません。

3ware Escalade ATA RAID コントローラ。
5000 および 6000 シリーズのすべてがサポートされています。

SymBios (旧 NCR) 53C810、53C810a、53C815、53C820、53C825a、
53C860、53C875、53C875j、53C885、53C895 および 53C896 PCI SCSI コントローラ:
        ASUS SC-200
        Data Technology DTC3130 (すべての変種)
        Diamond FirePort (すべて)
        NCR 社のカード (すべて)
        Symbios 社のカード (all)
        Tekram DC390W、390U および 390F
        Tyan S1365

NCR 53C500 ベースの PC-Card SCSI ホストアダプタ:
    IO DATA PCSC-DV
    KME KXLC002(TAXAN ICD-400PN など)、KXLC004
    Macnica Miracle SCSI-II mPS110
    Media Intelligent MSC-110、MSC-200
    NEC PC-9801N-J03R
    New Media Corporation BASICS SCSI
    Qlogic Fast SCSI
    RATOC REX-9530、REX-5572 (SCSI としてのみ)

TMC 18C30、18C50 ベースの ISA/PC-Card SCSI ホストアダプタ:
    Future Domain SCSI2GO
    IBM SCSI PCMCIA Card
    ICM PSC-2401 SCSI
    Melco IFC-SC
    RATOC REX-5536、REX-5536AM、REX-5536M、REX-9836A

QLogic 1020、1040、1040B、1080 および 1240 SCSI ホストアダプタ
QLogic 2100 Fibre Channel アダプタ (プライベートループのみ)。

DTC 3290 EISA SCSI コントローラ(1542 エミュレーションモード)

Workbit Ninja SCSI-3 ベースの PC-Card SCSI ホストアダプタ:
    Alpha-Data AD-PCS201
    IO DATA CBSC16

サポートされるすべての SCSI コントローラは、
SCSI-I および SCSI-II 周辺機器の完全なサポートを提供します。
これにはハードディスク、光磁気ディスク、
(DAT と 8mm Exabyte を含む)テープドライブ、メディアチェンジャ、
プロセッサとして動作するターゲットデバイス、CDROM ドライブが含まれます。
CDROM コマンドをサポートする WORM デバイスは CDROM ドライバによる
読み取り専用アクセスのみサポートされます。WORM/CD-R/CD-RW への書き込みは
ports ツリーにある cdrecord によりサポートされます。

現在、以下の種類の CD-ROM がサポートされています:
(cd)    SCSI インターフェース (ProAudio Spectrum と SoundBlaster SCSI
        も含む)
(matcd) 松下/Panasonic (Creative SoundBlaster) 専用インターフェース
        (562/563 モデル)
(scd)   Sony 専用インターフェース (全モデル)
(acd)   ATAPI IDE インターフェース

以下のドライバは古い SCSI サブシステムではサポートされていましたが、
新しい CAM SCSI サブシステムでは *まだ* サポートされていません。

  NCR5380/NCR53400 ("ProAudio Spectrum") SCSI コントローラ

  UltraStor 14F、24F、34F SCSI コントローラ

  Seagate ST01/02 SCSI コントローラ

  Future Domain 8xx/950 シリーズ SCSI コントローラ

  WD7000 SCSI コントローラ

  [ 注: UltraStor ドライバを新しい CAM SCSI の枠組みに移植する作業が
    進行中ですが、いつ完成するか、本当に完成するかどうかはまだわかりません。]

以下のドライバは保守されていません。これらは動くかも知れませんし、
動かないかもしれません:

  (mcd)   Mitsumi 専用 CD-ROM インターフェース (全モデル)


2.2. イーサネットカード
-----------------------

AIC-6915 Fast イーサネットコントローラチップベースの
Adaptec Duralink PCI Fast イーサネットアダプタ。これには次のものが含まれます:
  ANA-62011 64-bit single port 10/100baseTX アダプタ
  ANA-62022 64-bit dual port 10/100baseTX アダプタ
  ANA-62044 64-bit quad port 10/100baseTX アダプタ
  ANA-69011 32-bit single port 10/100baseTX アダプタ
  ANA-62020 64-bit single port 100baseFX アダプタ

Allied-Telesis AT1700 および RE2000 カード

Tigon 1 および Tigon 2 チップセットベースの Alteon Networks PCI
ギガビットイーサネットカード。これには次のものが含まれます。
  3Com 3c985-SX (Tigon 1 および 2)
  Alteon AceNIC 1000baseSX (Tigon 1 および 2)
  Alteon AceNIC 1000baseT (Tigon 2)
  DEC/Compaq EtherWORKS 1000
  Farallon PN9000SX
  NEC ギガビットイーサネット
  Netgear GA620 (Tigon 2)
  Netgear GA620T (Tigon 2、1000baseT)
  Silicon Graphics ギガビットイーサネット

AMD PCnet/PCI (79c970 & 53c974 または 79c974)
AMD PCnet/FAST、PCnet/FAST+、PCnet/FAST III、PCnet/PRO、
PCnet/Home、および HomePNA。

SMC Elite 16 WD8013 イーサネットインターフェース、
そしてその他大部分の WD8003E、WD8003EBT、WD8003W、WD8013W、
WD8003S、WD8003SBT、WD8013EBT ベースの互換品。
SMC Elite Ultra。 SMC Etherpower II。

RealTek 8129/8139 fast イーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
  Allied Telesyn AT2550
  Allied Telesyn AT2500TX
  Genius GF100TXR (RTL8139)
  NDC Communications NE100TX-E
  OvisLink LEF-8129TX
  OvisLink LEF-8139TX
  Netronix Inc.EA-1210 NetEther 10/100
  KTX-9130TX 10/100 Fast Ethernet
  Accton "Cheetah" EN1027D (MPX 5030/5038; RealTek 8139 互換?)
  SMC EZ Card 10/100 PCI 1211-TX

Lite-On 82c168/82c169 PNIC fast イーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
  LinkSys EtherFast LNE100TX
  NetGear FA310-TX Rev.D1
  Matrox FastNIC 10/100
  Kingston KNE110TX

Macronix 98713、98713A、98715、98715A および 98725 fast イーサネット NIC:
  NDC Communications SFA100A (98713A)
  CNet Pro120A (98713 もしくは 98713A)
  CNet Pro120B (98715)
  SVEC PN102TX (98713)

Macronix/Lite-On PNIC II LC82C115 fast イーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
  LinkSys EtherFast LNE100TX Version 2

Winbond W89C840F fast イーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
  Trendware TE100-PCIE

VIA Technologies VT3043 "Rhine I" および
VT86C100A "Rhine II" fast イーサネット NIC。これには次のものが含まれます:
  Hawking Technologies PN102TX
  D-Link DFE-530TX
  AOpen/Acer ALN-320

Silicon Integrated Systems SiS 900 および SiS 7016 PCI fast イーサネット NIC。

Sundance Technologies ST201 PCI fast イーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
  D-Link DFE-550TX

SysKonnect SK-984x PCI ギガビットイーサネットカード。これには次のものが含まれます:
  SK-9841 1000baseLX single mode fiber、single port
  SK-9842 1000baseSX multimode fiber、single port
  SK-9843 1000baseLX single mode fiber、dual port
  SK-9844 1000baseSX multimode fiber、dual port

Texas Instruments ThunderLAN PCI NIC。これには次のものが含まれます:
  Compaq Netelligent 10、10/100、10/100 Proliant、10/100 Dual-Port
  Compaq Netelligent 10/100 TX Embedded UTP、10 T PCI UTP/Coax、10/100 TX UTP
  Compaq NetFlex 3P、3P Integrated、3P w/ BNC
  Olicom OC-2135/2138、OC-2325、OC-2326 10/100 TX UTP
  Racore 8165 10/100baseTX
  Racore 8148 10baseT/100baseTX/100baseFX multi-personality

ADMtek Inc.AL981-based PCI fast イーサネット NIC
ADMtek Inc.AN985-based PCI fast イーサネット NIC
ADMtek Inc.AN986-based USB イーサネット NIC
これは次のものが含まれます:
  LinkSys USB100TX
  Billionton USB100
  Melco Inc.LUA-TX
  D-Link DSB-650TX
  SMC 2202USB

CATC USB-EL1210A-based USB イーサネットネット NIC。
  CATC Netmate
  CATC Netmate II
  Belkin F5U111

Kawasaki LSI KU5KUSB101B-based USB イーサネット NIC。
これは次のものが含まれます:
  LinkSys USB10T
  Entrega NET-USB-E45
  Peracom USB Ethernet Adapter
  3Com 3c19250
  ADS Technologies USB-10BT
  ATen UC10T
  Netgear EA101
  D-Link DSB-650
  SMC 2102USB
  SMC 2104USB
  Corega USB-T

ASIX Electronics AX88140A PCI NIC。これには次のものが含まれます:
  Alfa Inc.GFC2204
  CNet Pro110B

DEC EtherWORKS III NIC (DE203、DE204、および DE205)
DEC EtherWORKS II NIC (DE200、DE201、DE202、および DE422)
DEC DC21040、DC21041、もしくは DC21140 ベースの NIC (SMC Etherpower 8432T、DE245、など)。

Davicom DM9100 および DM9102 PCI Fast イーサネット NIC。
これは次のものが含まれます:
  Jaton Corporation XpressNet

富士通 MB86960A/MB86965A。これには以下が含まれます。
  CONTEC C-NET(PC)C Ethernet
  Eiger Labs EPX-10BT
  富士通 FMV-J182、FMV-J182A、MBH10302、MBH10303 Ethernet PCMCIA
  富士通 Towa LA501 Ethernet
  日立 HT-4840-11
  NextCom J Link NC5310
  RATOC REX-5588、REX-9822、REX-4886、REX-R280
  TDK LAK-CD021、LAK-CD021A、LAK-CD021BX

HP PC Lan+ カード (モデル番号: 27247B および 27252A)。

Intel EtherExpress 16
Intel EtherExpress Pro/10
Intel EtherExpress Pro/100B PCI Fast Ethernet
Intel InBusiness 10/100 PCI Network Adapter
Intel PRO/100+ Management Adapter

Isolan AT 4141-0 (16 bit)
Isolink 4110     (8 bit)

Novell NE1000、NE2000、および NE2100 イーサネットインターフェイス

NE2000 をエミュレートする PCI ネットワークカード:
RealTek 8029、NetVin 5000、Winbond W89C940、Surecom NE-34、VIA VT86C926。

3Com 3C501 カード

3Com 3C503 Etherlink II

3Com 3c505 Etherlink/+

3Com 3C507 Etherlink 16/TP

3Com 3C509、3C529 (MCA)、3C579、
3C589/589B/589C/589D/589E/XE589ET/574TX/574B (PC-card/PCMCIA)、
3C590/592/595/900/905/905B/905C PCI
3C556/556B MiniPCI
EISA (Fast) Etherlink III / (Fast) Etherlink XL

3Com 3c980/3c980B Fast Etherlink XL サーバアダプタ

3Com 3cSOHO100-TX OfficeConnect アダプタ

Crystal Semiconductor CS89x0 ベースのNIC。これは次のものが含まれます:
  IBM Etherjet ISA

NE2000 互換 PC-Card (PCMCIA) イーサネット/ファーストイーサネットカード。
これは次のものが含まれます:
  AR-P500 Ethernet card
  Accton EN2212/EN2216/UE2216(OEM)
  Allied Telesis CentreCOM LA100-PCM_V2
  AmbiCom 10BaseT card
  BayNetworks NETGEAR FA410TXC Fast Ethernet
  CNet BC40 adapter
  COREGA Ether PCC-T/EtherII PCC-T/FEther PCC-TXF
  Compex Net-A adapter
  CyQ've ELA-010
  D-Link DE-650/660
  Danpex EN-6200P2
  IO DATA PCLATE
  IBM Creditcard Ethernet I/II
  IC-CARD Ethernet/IC-CARD+ Ethernet
  Linksys EC2T/PCMPC100
  Melco LPC-T
  NDC Ethernet Instant-Link
  National Semiconductor InfoMover NE4100
  Network Everywhere Ethernet 10BaseT PC Card
  Planex FNW-3600-T
  Socket LP-E
  Surecom EtherPerfect EP-427
  TDK LAK-CD031,Grey Cell GCS2000 イーサネットカード
  Telecom Device SuperSocket RE450T

Megahertz X-Jack イーサネット PC-Card CC-10BT

Xircom CreditCard adapters(16bit) および同等品
    Accton EN2226/Fast EtherCard (16-bit 版)
    Compaq Netelligent 10/100 PC Card
    Intel EtherExpress PRO/100 Mobile Adapter (16-bit 版)
    Xircom Realport card + modem(イーサネットの部分)
    Xircom CreditCard Ethernet 10/100
    Xircom CreditCard 10Base-T "CreditCard Ethernet Adaptor IIps" (PS-CE2-10)
    Xircom CreditCard Ethernet 10/100 + modem (イーサネットの部分)

National Semiconductor DP8393X (SONIC) イーサネットカード
    NEC PC-9801-83、-84、-103、および -104
    NEC PC-9801N-25 および -J02R

2.3。FDDI
---------

DEC FDDI (DEFPA/DEFEA) NIC

2.4。ATM
--------

   o ATM ホストインターフェース
        - FORE Systems, Inc.PCA-200E ATM PCI アダプタ
        - Efficient Networks, Inc.ENI-155p ATM PCI アダプタ

   o ATM シグナリングプロトコル
        - The ATM Forum UNI 3.1 signalling protocol
        - The ATM Forum UNI 3.0 signalling protocol
        - The ATM Forum ILMI アドレス登録
        - FORE Systems 独自の SPANS signalling protocol
        - Permanent Virtual Channels (PVCs)

   o IETF の "Classical IP and ARP over ATM" モデル
        - RFC 1483、"Multiprotocol Encapsulation over ATM Adaptation Layer 5"
        - RFC 1577、"Classical IP and ARP over ATM"
        - RFC 1626、"Default IP MTU for use over ATM AAL5"
        - RFC 1755、"ATM Signaling Support for IP over ATM"
        - RFC 2225、"Classical IP and ARP over ATM"
        - RFC 2334、"Server Cache Synchronization Protocol (SCSP)"
        - Internet Draft draft-ietf-ion-scsp-atmarp-00.txt、
                "A Distributed ATMARP Service Using SCSP"

   o ATM ソケットインターフェイス


2.5. その他のデバイス
---------------------

AST 4 ポートシリアルカード (共有 IRQ 使用)

ARNET 8 ポート シリアルカード (共有 IRQ 使用)
ARNET (現在は Digiboard) 同期 570/i 高速シリアル

Boca BB1004 4 ポートシリアルカード  (Modem はサポートして「いません」)
Boca IOAT66 6 ポートシリアルカード  (Modem はサポートしています)
Boca BB1008 8 ポートシリアルカード  (Modem はサポートして「いません」)
Boca BB2016 16 ポートシリアルカード (Modem はサポートしています)

Comtrol Rocketport カード

Cyclades Cyclom-y シリアルボード

STB 4 ポートカード (共有 IRQ 使用)

SDL Communications Riscom/8 シリアルボード
SDL Communications RISCom/N2 および N2pci high-speed 同期シリアルボード

Stallion マルチポートシリアルボード: EasyIO、EasyConnection 8/32 & 8/64、
Onboard 4/16、Brumby。

Specialix SI/XIO/SX ISA、EISA および PCI シリアル拡張カード/モジュール

Adlib、SoundBlaster、SoundBlaster Pro、ProAudioSpectrum、Gravis
UltraSound、Roland MPU-401 サウンドカード (snd ドライバ)

Advance Asound 100、110 および Logic ALS120
Crystal Semiconductor CS461x/462x/428x
ENSONIQ AudioPCI ES1370/1371
ESS ES1868、ES1869、ES1879 および ES1888
ESS Maestro-1、Maestro-2、および Maestro-2E
ForteMedia fm801
Gravis UltraSound MAX/PnP
MSS/WSS 互換 DSP
NeoMagic 256AV/ZX
OPTi 931/82C931
SoundBlaster、Soundblaster Pro、Soundblaster AWE-32、Soundblaster AWE-64
Trident 4DWave DX/NX
VIA Technologies VT82C686A
Yamaha DS1 および DS1e
(newpcm ドライバ)

Connectix QuickCam
Matrox Meteor Video フレームグラバー
Creative Labs Video Spigot フレームグラバー
Cortex1 フレームグラバー
Hauppauge Wincast/TV ボード (PCI)
STB TV PCI
Intel Smart Video Recorder III
Brooktree Bt848 および Bt878 チップベースのフレームグラバー各種

HP4020、HP6020、Philips CDD2000/CDD2660、Plasmon CD-R ドライブ

PS/2 マウス

標準 PC ジョイスティック

X-10 power コントローラ

GPIB および Transputer ドライバ

Genius および Mustek ハンドスキャナ

Virtual Computers(www.vcc.com) の HOT1 と互換性のある
XILINX XC6200 ベースの再構成可能ハードウェアカード

Dave Mills 氏による実験的な Loran-C 受信機のサポート

Lucent Technologies WaveLAN/IEEE 802.11 PCMCIA および ISA の標準スピー
ド (2Mbps)、turbo スピード (6Mbps) 無線ネットワークアダプタとその同等品
NCR WaveLAN/IEEE 802.11
Cabletron RoamAbout 802.11 DS
Compaq WL100
Corega KK Wireless LAN PCC-11
Laneed Wireless card
ELECOM Air@Hawk/LD-WL11/PCC
Farallon Skyline 11Mbps Wireless
ICOM SL-1100
Melco Airconnect WLI-PCM-L11
NEC Wireless Card CMZ-RT-WP
PLANEX GeoWave/GW-NS110
TDK LAK-CD011WL

注意点: ISA バージョンのこれらのアダプタは、実際には ISA to PCMCIA ブリッジ
カードに PCMCIA カードを接続して使います。また両方のデバイスとも同じドライバ
で動作します。

Aironet 4500/4800 シリーズ 802.11 無線アダプタ。PCMCIA、PCI、ISA アダプタ
のすべてがサポートされています。
Cisco Systems Aironet 340 シリーズ (340、341、および 342 モデルを含む)
11Mbps 802.11 無線 NIC

東芝 Mobile HDD MEHDD20A (Type II)

3. FreeBSD の入手
-----------------

FreeBSD を入手する方法はいろいろあります。

3.1. FTP/Mail
-------------

FreeBSD および付随するすべてのパッケージは、FreeBSD の
公式リリースサイトである `ftp.FreeBSD.org' から ftp で入手できます。

他の FreeBSD ソフトウェアをミラーしているところは MIRROR.SITES に
記載されています。配布セットを取得するときには (ネットワーク的に)
一番近いところから ftp してください。なおミラーサイトになりたいと
いうところは歓迎します。正式なミラーサイトになりたい場合には、
freebsd-admin@FreeBSD.org まで詳細を問い合わせてください。

3.2. CDROM
----------

FreeBSD 4.x-RELEASE の CDROM は、次のところに注文することも可能です。

        BSDi
        4041 Pike Lane, Suite F
        Concord CA  94520
        1-800-786-9907, +1-925-674-0783, +1-925-674-0821 (FAX)

インターネットからは orders@osd.bsdi.com または http://www.freebsdmall.com で
注文できます。

-RELEASE CD の値段は 39.95 ドル、FreeBSD の定期購読制の場合には
24.95 ドルです。FreeBSD SNAPshot CD は、手に入る時期には 39.95 ドル、
FreeBSD-SNAP の定期購読は 14.95 ドルです (-RELEASE と -SNAP の予約は
別々に扱っています)。定期購読制では、新しいバージョンがリリースされる
ごとに自動的に送られてきます。料金はディスクが配送されるたびにクレジット
カードから引き落とされます。キャンセルについても特に制約はなく、いつでも
解約できます。

配送料は (注文毎でディスク毎ではありません) はアメリカ合衆国国内、カナダ、
メキシコで 5 ドル、それ以外は 9 ドルです。Visa、Mastercard、
Discover、American Express または合衆国国内の小切手が利用できます。
合衆国国内では商品を現金と引換でお渡しします。カリフォルニア在住の方は、
8.25% の消費税が加わります。

もし気に入らなければ、CD は無条件に返すことができます。

4. 以前の FreeBSD リリースからアップグレードするには
----------------------------------------------------

おそらくほとんどの場合 3.0 からになると思いますが、
以前のリリースから FreeBSD をアップグレードしようと考えているなら、
もちろんアップグレードの方法にもよるのですが、いくつか問題が
起こるかも知れません。 FreeBSD 全体をアップグレードするには
以下の二つの手順がよく使われます。

        o /usr/src 以下のソースを使う
        o sysinstall の (バイナリ) アップグレードオプションを使う

アップグレードを実行する前に、UPGRADE.TXT を読んで
手順の詳細を確認してください。

5. 障害報告、提案、コードの提供について
---------------------------------------

提案、バグレポート、コードの提供はいつでも歓迎します。
何か問題を見つけたら、ためらわずにレポートしてください
(可能なら、修正方法もあると非常に助かります!)。

インターネットのメールが使える環境からバグレポートを送る場合には、
send-pr コマンドか http://www.FreeBSD.org/send-pr.html にある CGI を使う
ことが好ましいです。バグレポートはバグ記録プログラムによって忠実に整理され、
バグレポートについてできるかぎり早く対応することができます。このようにして
記録されたバグの内容については、わたしたちのウェブサイトのサポートセクションで
見ることができますので、バグレポートとして、あるいは他のユーザが問題を認識
する「指標」としても重要な意味を持ちます。

何らかの理由でバグレポートを提出するのに send-pr コマンドが使えない
場合には、次のアドレスへメールで送ってみてください。

                freebsd-bugs@FreeBSD.org

send-pr そのものはシェルスクリプトなので、まったく異なるシステム上でも
簡単に動作させることができます。 障害レポートの追跡がより簡単になるので、
このインタフェースを使って頂くのが非常に好ましいのです。 しかし提出する
前に障害がすでに修正されていないかどうか確認してください。


その他、質問やテクニカルサポートについてなどは、次のアドレスへ
メールしてください。

                freebsd-questions@FreeBSD.org


もし、あなたが -stable で開発される最新の配布物を維持するつもりでいるなら、
最新の開発と変更状況を把握するために -stable メーリングリストに
参加するべきです。 これらの情報は、あなたのシステムの利用と保守の方法に
影響するでしょう。

		freebsd-stable@FreeBSD.org


また、わたしたちは、ボランティアの新しい助けの手をいつでも歓迎します。
わたしたちだけでは、もうとてもこなしきれないほど、やりたいことが
山積みになっているのです! 技術的な面でわたしたちに連絡する場合、
あるいは援助の申し出は次のアドレスへメールしてください。

                freebsd-hackers@FreeBSD.org


これらのメーリングリストは「かなり多くの」トラフィックがありますので、
メールアクセスが遅いとか、アクセスが高くつく場合で、しかも FreeBSD に
関する重要なイベントの情報だけあればよいという場合は、次のメーリング
リストに申し込むのがよいでしょう。

                freebsd-announce@FreeBSD.org


すべてのメーリングリストは希望があれば自由に参加できます。
MajorDomo@FreeBSD.org へ本文に help とだけ書いた行を含むメッセージを
送ってください。これで、いろんなメーリングリストに参加する方法や、
アーカイブにアクセスする方法などの詳しい情報が入手できます。ここでは
触れていませんが、他にも面白いことを議論するいろいろなメーリングリストが
ありますので、majordomo にメールを送って問い合わせてみてください!

6. 謝辞
-------

FreeBSD は世界中の (数百はいかないかもしれませんが) たくさんの人々が
行った作業の累積の結果であり、そのおかげで、このリリースがあなたの手元に
届いています。FreeBSDプロジェクトのスタッフの完全なリストについては、
以下をご覧ください:

        http://www.FreeBSD.org/handbook/staff.html

doc 配布ファイルをインストールしてあれば以下にもあります:

        file:/usr/share/doc/handbook/staff.html


以下の方々に特に感謝します:

        寄贈者の方々 http://www.FreeBSD.org/handbook/donors.html に
        リストがあります。

        また、全世界のたくさんの FreeBSD ユーザとテスタの皆さんが
        いなければ、今回のリリースはまったく不可能だったでしょう。

今回の FreeBSD のリリースをあなたが楽しむことができることを心から祈って。

                        The FreeBSD Project

リリース情報のページ