6.5. automake, autoconf および libtool の利用

表 6-3. automake, autoconf または libtool を使用する ports 用の変数

変数 意味
USE_AUTOMAKE その port は automake を使用します。 USE_AUTOCONFUSE_AUTOMAKE_VER?=14 が自動的に設定されます。
AUTOMAKE automakePATH に含まれない場合のフルパス。
USE_AUTOMAKE_VER その port は automake を使用します。この変数の有効な値は 1415 で、AUTOMAKE_DIR および ACLOCAL_DIR 変数が適切な値に設定されます。
AUTOMAKE_ARGS USE_AUTOMAKE_VER が設定されていた場合に AUTOMAKE に渡す 1 つまたはそれ以上のコマンドライン引数
AUTOMAKE_ENV AUTOMAKE を実行する前に設定する 1 つまたはそれ以上の環境変数 (とその値)
ACLOCAL GNU aclocalPATH にない場合にパスを設定してください。デフォルトは USE_AUTOMAKE_VER 変数に応じて設定されます。
ACLOCAL_DIR GNU aclocal の共有ディレクトリのパスを設定してください。 デフォルトは USE_AUTOMAKE_VER 変数に応じて設定されます。
AUTOMAKE_DIR GNU automake の共有ディレクトリのパスを設定してください。 デフォルトは USE_AUTOMAKE_VER 変数に応じて設定されます。
USE_AUTOCONF_VER その port が autoconf を使用することを指定します。デフォルト値は 213 です。
USE_AUTOCONF その port が autoconf を使用することを指定します。GNU_CONFIGURE および USE_AUTOCONF_VER?=213 を自動的に設定します。
AUTOCONF GNU autoconfPATH にない場合にパスを設定してください。デフォルトは USE_AUTOCONF_VER 変数の値に応じて設定されます。
AUTOCONF_ARGS autoconf に渡すコマンドライン引数
AUTOCONF_ENV この変数で指定された 変数= の組を autoconf を実行する前に環境変数として設定してください。
AUTOHEADER GNU autoheaderPATH にない場合にパスを設定してください。デフォルトは USE_AUTOCONF_VER の値に応じて設定されます。
AUTORECONF GNU autoreconfPATH にない場合にパスを設定してください。デフォルトは USE_AUTOCONF_VER に応じて設定されます。
AUTOSCAN GNU autoscanPATH にない場合にパスを設定してください。デフォルトは USE_AUTOCONF_VER に応じて設定されます。
AUTOIFNAMES GNU autoifnamesPATH にない場合にパスを設定してください。デフォルトは USE_AUTOCONF_VER に応じて設定されます。
USE_LIBTOOL その port は libtool を使用します。GNU_CONFIGURE を自動的に設定します。
LIBTOOL libtoolPATH にない場合にパスを設定してください。
LIBTOOLFILES libtool 用のパッチファイル。 デフォルトは USE_AUTOCONF が設定されていれば aclocal.m4、 それ以外は configure です。
LIBTOOLFLAGS ltconfig に追加で渡すフラグ。 デフォルトは --disable-ltlibs
FreeBSD ports システムに関する質問は、(英語で) <ports@FreeBSD.org> へ、
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